初の長編小説!又吉直樹著「人間」概要、感想・レビューまとめ

又吉直樹さんが書かれた「人間」という本をご紹介します。

ご紹介する本

(出典:楽天ブックス)

【タイトル】人間

【著者】又吉直樹

【発売日】2019/10/10

【出版社】毎日新聞出版

【タイプ】単行本(368ページ)

【価格】1,540円(税込)

著者について

日本のお笑いタレント、小説家。大阪府寝屋川市出身。

お笑いコンビ・ピースのボケ担当。第153回芥川龍之介賞受賞作家。

作品概要

僕達は人間をやるのが下手だ。

38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。
何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは?
初の長編小説にして代表作、誕生!!

「変な話だが、自分が小説を書くことになるなんて想像もしていなかった子供の頃から、この物語の断片を無意識のうちに拾い集めていたような気がする」(又吉直樹)

感想・レビューまとめ

本の内容を簡単にですが、ご紹介します。

漫画家やイラストレーター、作家、ミュージシャン等、様々な”人間”がある出来事に巻き込まれていく中で、「人間の何たるか」や「苦悩・葛藤・孤独」を“描こう”としている。

というのがざっとした内容です。

また、物語を通して太宰治さんの「人間失格」を意識して書かれているなと感じ取れる内容となっていました。

感情表現をうまく言語化する技術はさすがで、人間の感情が渦巻いている作品であるのに難しく感じるところは無く、とてもスラスラと読みやすい作品です。

一方で物語全体を通しての動き(まとまり?)がなく、断片断片の物語という印象で、長編小説である意味は?という感じがしました。

ただ又吉さんらしい表現も随所にみられるので、素晴らしい作品!とまではいかないものの、普通に面白い作品だというのが素直な感想です。

⇒『人間』又吉直樹(楽天ブックス)