藤子・F・不二雄 著「ドラえもん 0巻」概要、感想・レビューまとめ

藤子・F・不二雄さんが書かれた「ドラえもん 0巻」をご紹介します。

ご紹介する本

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【タイトル】ドラえもん(0巻)

【著者】藤子・F・不二雄

【発売日】2019/11/27

【出版社】小学館

【タイプ】コミック(136ページ)

【価格】700円

著者について

日本の漫画家、脚本家。

藤子・F・不二雄の「F」は本名の「藤本弘」の頭文字。

安孫子素雄と共に“藤子不二雄”としてコンビを組み、数多くの作品を発表。

児童漫画の第一人者として活躍する。

作品概要

6種類の「幻の第1話」が一堂に集結!

誕生50周年にちなみ、全6種類の「ドラえもん」第1話を初出バージョン&完全カラーで収録。しめ切りギリギリになってもタイトルも主人公も決まっていなかったという伝説の予告や、作者自身による創作秘話まんが「ドラえもん誕生」も新書判コミックス初収録!貴重な写真と資料でおくる巻末解説も充実!

【編集担当からのおすすめ情報】
「全45巻収録作品一覧」も巻末に収録。てんとう虫コミックス1巻の隣にぜひ並べて置いてください。

感想・レビューまとめ

まず簡単に本の内容をご紹介します。

「ドラえもん」は、1969年12月に同社の「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」という六つの雑誌の1970年1月号で連載がスタートしています。

この時、各雑誌の対象読者(年齢)によって、”第1話”が描き分けられており、その際の6種類の”第1話”を収録したのが、こちらの「ドラえもん(0巻)」となります。

また、6種の第1話のほか、連載開始号の前号に掲載された予告ページ、藤子・F・不二雄さんによるドキュメンタリーマンガ「ドラえもん誕生」や、当時の背景を解説するページ等も収録されます。

ここから読んだ感想です。

まず、キャラクターの性格や、ドラえもんの道具の性能が微妙に違っています。長期連載するコミックには設定が微妙に変わる事はよくあるのですが、個人的に連載当時のドラえもんは全く知らなかったため、変化を発見しながら読むことが出来ました。

ドラえもんの誕生秘話が書かれているドキュメンタリーマンガの「ドラえもん誕生」や、連載当時の背景解説も、当時の様子を垣間見ることができ、楽しめました。

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