twitter発の話題作『レンタルなんもしない人』概要・レビュー
みなさん、こんにちは(*’▽’)ノ
最近読んで面白かった本があるので、ご紹介しようと思います。
こちらの記事でご紹介する本は、テレビでも取り上げられた新サービス『レンタルなんもしない人』について書かれた本です。
『レンタルなんもしない人』とは?
サービス提供を始めたのは一人の男性。
サービス内容は、広告の通り、男性一人が”何もしない”を条件に依頼を引き受けてくれるというもの。
例えば、待機列に並んでいてほしいや、食事に付き合ってほしい等。
その時にかかる費用(交通費や食費等)は依頼者負担ですが、サービス料はなんと無料。
「ぼくを貸し出します」というインパクトある広告・サービス内容や、利用料無料という手軽さから、Twitterで拡散され話題となりました。
今回ご紹介する本
単行本: 240ページ
出版社: 晶文社
発売日: 2019/4/17
作品概要
2018年6月3日に「レンタルなんもしない人」というサービスがスタートした時から、2019年1月31日「スッキリ」(日本テレビ)出演まで、半年間におこった出来事をほぼ時系列で(だいたい)紹介するノンフィクション・エッセイです。本当になんもしてないのに次々に起こるちょっと不思議でこころ温まるエピソードの数々。
著者について
1983年生まれ。既婚、一男あり。
理系大学院卒業後、数学の教材執筆や編集などの仕事をしつつ、
コピーライターを目指すも方向性の違いに気づき、いずれからも撤退。
「働くことが向いていない」と判明した現在は「レンタルなんもしない人」
のサービスに専従。
感想・レビュー
自分を無償で貸し出すという、かなり変わったサービスを始めてから、体験したことがつづられているエッセイでした。
サービスを始めてから1日1日の出来事が書かれており、どんな依頼がきたのか、その時の体験談がつづられています。
そもそもサービス内容が特殊なので、すごく変わった依頼内容もあり、人の考えは想像のつかない事も多く新鮮でした。
またこのサービスの”なんもしない”という点、何もしないサービスなのに必要とする人がいたり、感謝されたりと、なにかサービスの”本質”に気づかされる内容でもありました。