松井玲奈 著「カモフラージュ」概要、感想・レビュー等

こちらでご紹介する本は、元SKE48の松井玲奈さんが書かれた「カモフラージュ」という小説です。

元アイドルで女優の松井玲奈さんが書かれた本が出版されるという事で、発売前から話題となっていた本なのですが、発売後、内容が素晴らしいと評判で、早くも重版が決定しています!

ご紹介する本

(出典:楽天ブックス)

【タイトル】カモフラージュ

【著者】松井玲奈

【発売日】2019/4/5

【出版社】集英社

【タイプ】単行本(240ページ)

作品概要

あなたは、本当の自分を他人に見せられますか――。
恋愛からホラーまで、松井玲奈が覗く“人間模様”。短編集。

・「ハンドメイド」
いつもよりカバンの重い日が好きだ。お昼の弁当に加えてもう二つ、
に彼と食べる用の弁当を作る。食べる場所は決まって“ホテル”で――。
・「ジャム」
僕のお父さんは一人じゃない。お父さんの後ろには、真っ白な顔のお父さんたちが並んでいる――。悪夢的奇想、ホラー怪作!
・「いとうちゃん」
メイドになりたい。その一心で上京した十八歳の“いとうちゃん”は、メイド喫茶で働き始めるものの、ストレスから体重が増加してしまう。痩せ方がわからず、周囲にも疎まれ不安を募らせていくが――。
・「完熟」
何もない退屈な田舎での夏休み。年上の雰囲気を身にまとう女に僕は出会う。彼女は水辺で一心不乱に桃を食べていて……。そんな昔の記憶が、大人になった僕のフェティシズムを刺激する――。
・「リアルタイム・インテンション」
巷で人気の仲良しYouTuber三人組。本音を吐露してしまうという“本音ダシ鍋”を食す企画の生配信で、事件は起きる。
・「拭っても、拭っても」
広告代理店に勤めるアラサーのゆりは、半年ほど前まである癖(へき)を持つ男性と付き合っていた。その彼に理不尽にフラれたことが心の傷になっていて――。失恋と再生の物語。

まとめ・感想等

6編の短編小説で構成されており、内容のテーマは「食」。

ジャンルは恋愛からホラーまで、様々なジャンルでかかれています。

それぞれの話でどこか闇があるような内容になっていて、奥深く、すごく面白いです。

個人的に6編ともハズレはありませんでした!

それぞれの話で好みは分かれると思いますが、出来のいい作品が並んでいるので、とてもお得な一冊となっています。

ネタバレ記事等を見る前に、実際読んでみて作品を感じることをおススメします!

物語に出てくる料理がすごく美味しそうに書かれているので、おなかが空いている時に読む場合は注意が必要です笑

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